キッズアートプロジェクト 読売新聞

前々回のブログで紹介した「キッズアートプロジェクト」が、ワークショップの様子も含め、3月30日付け読売新聞朝刊神奈川版に紹介されました。
掲載からまだ数日ですが、沢山の反響を頂いているようです。協力の希望が多数寄せられている他、NHKをはじめメディアから取材依頼も届いているとのこと。今後も支援して行きたいと思っています!〈TAK〉

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キッズアートプロジェクト


聖マリアンナ医科大学で入院中の子供たちとワークショップをして来ました。小児科で治療にあたるドクターが中心になって立ち上げたNPOキッズアートプロジェクト主催のイベントです。入退院や長期入院を余儀なくされている子供たちが、アート作成を通じて元気になってもらいたい、治療に向き合う気持ちを強くもってもらいたい、そして何より豊かな時間を過ごしてもらいたいという願いからスタートしたこのプロジェクト。今回のワークショップは、NPOの中心になって活動しているドクターの一人、麻生先生が私の中学の後輩という縁もあって、是非お手伝いさせてもらえないかと私たちから声を掛けさえてもらいました。

テーマは「みんなのお家をつくろう」

長く入院をしている子供たちにとって病院も実は家のようなもののはず。でも、実際の病院や病室には自分の居場所になるところはどこにないように見えました。そこで、ワークショップでは皆の居場所を子供たち自身の手で作ってもらうことにしました。材料はダンボール。切り込みの入った三角柱のダンボールブロックを組み立てて作ります。そして、そのダンボールに自分たちで描いた絵を貼ってもらう。ワークショップの後もしばらく設置したままにしてもらい、その間にどんどん絵を描きたしてもらおうと思っています。


10人ほどの子供たちとお母さんお父さん、先生や看護師さんも加わって作業スタート。院内のプレールームを使って、用意した100個程のダンボールブロックを積んで行きます。


積む作業の傍らお絵描きにも着手。子供は水彩が大好きです。


そして、気がついたらあっという間に100個のダンボールが積上っていました!切り込みにダンボールを差し込むのはちょっとだけ力とコツがいるので少し心配だったのですが、、、ここまで僅か15分。一緒になって作業をしていたら途中で写真を撮る間もありませんでした。
ここからは、皆がそれぞれ自分の作品作りに取り組みます。


子供はどんどん絵を描きます。由香はそれを貼る係です。作者の指定した場所にカラフルな絵を貼って行きます。花柄の奇麗な切り絵はハルカちゃんの力作。


無表情だったダンボールの壁は子供たちの絵でどんどん明るくなっていきます。


大きな子の絵は高いところに、小さな子の絵は低いところに。


子供は絵の天才!


そして今日はこれにてタイムアップ!放っておいたらずっと絵を描き続けてしまいそうな勢いでしたが、続きは明日。もっともっと沢山の絵でダンボールを埋め尽くして下さいね。


今日、とびきり元気だったコハルちゃん。私と由香のためにメッセージカードを作ってくれていました!おじさんはちょっと涙がでましたよ。本当にありがとう。大切にしますね。


最後まで残ってくれた子供たちと記念写真。みんながとても楽しそうにしていたのが、本当に嬉しかった。また皆に会えたら良いなあと思ったけど、、、それより早く元気になって本当のお家に帰ろうね!!今日はありがとう!!!〈TAK〉

追伸:キッズアートプロジェクトhttp://kidsartproject.jpに皆様のご賛同を頂ければと思います。是非よろしくお願い致します。
   

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