Brisbane講演

Asia Pacific Architecture Festival”での講演無事終えました。オーストラリア、ニュージーランド、インド、インドネシア、タイ、中国、シンガポール、日本というラインアップ(中国とシンガポールはビデオ参加になりましたが、、)。ルーツや背景、アプローチの異なる8人の建築家による連続基調講演。9時から16時まで、2度のインターバルがあったもののヘトヘトです。地域のコンテクストを拾い上げつつ、社会を新しいフェーズへ移行すべきという共通の認識はあるものの、具体的なプロジェクトの内容や方向性、スピーカーの語り口はバラエティーに富んでいて、その幅の広さに改めて建築やランドスケープ、都市に関わる仕事の奥深さを認識させられました。ちなみに私は今の大規模定住社会に対する基本的な問題意識と、それを踏まえた上で「西葛西APARTMENTS-2」がどうにコミュニティーにコミットしているか、と言ったを話しました。

講演の後はニュージランドのJulie Stout、インドのGurjit Singh Matharooと夜の打ち上げ。Julieはオークランドハーバー再開発にストップをかけたアクティビストとしても知られる建築家。ポリネシアの人々の世界観から近代を批評的に論じる。海を愛しかつてはヨットで太平洋を旅をした素晴らしい女性です。Gurjitは作品がGA HOUSESなどで日本でも紹介されている。端々にインドならではのエピソードを挟んで今日一番笑いを取っていた。打ち上げでは誰も知らないインド事情について色々教えてもらいました。

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