121120 IK邸上棟しました

IK邸が上棟しました。木造やS造に比べると、かなり地味なRC造の上棟。コンクリートを打設した直後は、型枠を支える支保工という鉄のパイプが内部に林立していて、空間の様子すら分からないこともしばしば。今日は旗の台で賃貸集合住宅の打合せの後、その支保工が外れたタイミングを見計らって代田のIK邸の現場へ。支保工さえ外れてしまえば、逆に空間の輪郭が一気に見えて来るのがRC造。IK邸は構造壁以外に間仕切りの無い構造ですから尚更です。一枚の壁の屈曲が場を生成する「Winding W」「Folded W」で試みてきた手法を初めてRC造に展開、というか、「壁だけがある」という感じが直截に見て取れるRC造にこそ一番相応しい手法だったと感じたところです。〈TAK〉

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